解決事例
職務上の地位を利用してポイントを不正に取得した事件で不起訴処分を獲得
職務上の地位を利用してポイントを不正に取得した事件で不起訴処分を獲得
相談前
相談者は、某アパレル会社の店員でした。相談者は、レジシステムのアクセス権限を付与されており、この職務上の地位を利用して、実際には顧客が買い物をした事実が存在しないのにも関わらず、これがあるかのように装って、不正にポイントを取得し、これを利用して、会社の商品を購入し、それを安く転売したのです。
会社の調査によりこの犯行が明らかとなりましたが、同種事例では逮捕され、実名報道をされるケースも多いものでした。
相談者は、中国籍の方であり、在留資格への影響を最小限度にするために、当職に事件化を阻止することを依頼されたのです。
相談後
当職は、相談者から事情を聴取し、今回の行為は、電子計算機使用詐欺罪に該当する可能性が高いこと、この事件が刑事告訴されてしまった場合、逮捕される可能性が高いことを分析しました。
その上で、早急に被害者との間で示談交渉を進めることになりました。地道な示談交渉が成功して、刑事処分を求めない旨の示談を獲得することができ、事件化を阻止することができました。
松村 大介 弁護士からのコメント
この事件では事件の初期の段階で弁護士に依頼したことにより、事件のリスクを適切に分析しながら、被害者に対して全面的に事実を認め、示談交渉に注力した点が成功の一因であると思います。事件の性質によって事実関係を専門的に分析し、どの範囲で事実関係に対する供述を行うかどうかで結果が大きく変わり得るものでしたので、弁護士に依頼するメリットは非常に大きかったと思います。