行政法判例の動きとストーカー規制法4条1項の警告の処分性 2026/02/02 2024年(令和6年)は、ストーカー規制法4条1項の文書警告をめぐる熾烈な攻防が繰り広げられました(ストーカー警告事件)。ともすれば凶悪事件に発展しかねないストーカー事件に対して、ストーカ…
売春行為と退去強制事由(出入国管理及び難民認定法24条4号ヌ) 2026/01/30 1はじめにこのブログでは、外国人が売春行為を行った場合における退去強制との関係について解説を行います。2売春行為の法的規制売春行為を行った場合、①刑事事件としての側面、②入管法所定の退去強制…
国旗損壊罪は憲法違反の疑いが濃厚 2026/01/29 1はじめに2025年発足の高市早苗内閣は、日章旗(いわゆる「日の丸」)を損壊する行為について、刑法92条を改正し、新たに、国旗損壊罪の制定を目指しているものとされています。このブログでは、…
【メディア】未解決事件 File.12「ストーカー殺人 なぜ繰り返されるのか」(取材協力) 2026/01/27 本日はストーカー事件に関する番組への取材協力をご報告いたします。NHKの人気番組である「未解決事件」の取材協力をいたしました。2026年1月24日放映の未解決事件File.12「ストーカー殺人なぜ繰…
紛失防止タグを用いた位置情報の無承諾取得等の規制と憲法31条 2026/01/23 1はじめに従来、GPS装着行為はストーカー規制法の規制対象となっていました。紛失防止タグもGPSと同様に被害者の位置情報を把握することができる点で、GPSと同様の機能を達成することできます。しかし、…
警備業法欠格事由の違憲性と最高裁大法廷 2026/01/16 1事案の概要改正前の警備業法は、被保佐人であることを警備員の欠格事由として定めていました。原告は、被保佐人であったため、この規定が適用され、雇用契約終了の通知を受けて退職をしました。原告は…
男性助産師禁止は憲法違反の疑い 2026/01/06 1はじめにこのブログでは男性助産師を禁止する保健師助産師看護師法3条の違憲について論じます。2助産師法の仕組み助産師については保健師助産師看護師法(助産師法)の3条に規定が存在します。第三…
聖徳太子の旧1万円札と偽造通貨行使罪 2025/12/14 1はじめに今回は、聖徳太子の旧1万円札の偽装通貨を行使したという事件を例題として、偽造通貨行使罪を取り上げたいと思います。2偽造通貨行使罪偽造通貨行使罪は刑法148条に規定されています。偽…
【メディア掲載】岩波書店『世界』2025年12月号「ストーカー対策最前線」(後編) 2025/11/09 本日はストーカー事件に関する重要な記事が掲載されましたのでご報告いたします。タイトルのとおり、岩波書店の「世界」という月刊誌で「ストーカー対策最前線」という記事が公表されています。この記事…
【不法就労助長】制裁的行政処分には過失が必要 2025/11/04 1はじめにこの記事では、制裁的行政処分の成立要件として過失が必要であるとの立論につき解説をします。この訴訟は、令和7年(2025年)の私の代表作として位置付け、引き続き最高裁の判断を仰いで…