【強制送還されないためには?】在留特別許可制度
2025/09/06
今回の記事では「在留特別許可制度」についてご説明します。
外国人の場合、在留資格に基づいて日本国内で適法に滞在することが認められています。
しかし、一定の有罪判決を受けてしまった場合等には、在留資格を失ってしまいます。
この後、外国人の方は、入管法に基づき、強制退去の手続きに進ことになります。
しかし、強制退去の対象者になったとしても、必ず、強制送還されるとは限りません。
日本に残る方法が、この「在留特別許可制度」です。
在留特別許可制度は、日本への定着性や、前科前歴、配偶者等の様々な条件を考慮して、
入管から特別に在留資格を認めてもらう制度です。
ただ、在留特別許可は入管の裁量的な判断のため必ず認められるとは限りません。
したがって、強制送還の対象にならないように、そもそも刑事事件で不起訴処分を狙うなどの戦略的な対策が必要です。
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