Case
ご相談されたご依頼者様の声をご紹介
実際に事務所をご利用いただいた方々から寄せられた感想や、体験談をご紹介いたします。法律の専門性だけでなく、ご依頼者様の気持ちにどのように寄り添い、安心につなげてきたかなどを実際のお声を通してお伝えしています。国籍や背景の異なるご依頼者様一人ひとりとの関わりを大切にし、信頼を築いております。今後もさまざまなケースに対し、柔軟にサポートしてまいります。

警察の捜査が及ばない外国のSNSでの侮辱、刑事告訴の上、公開謝罪を実現
依頼者: 30代 女性
相談前
知人との些細なトラブルから、数百人が参加するSNSグループ上で事実無根の誹謗中傷を受ける被害に遭われました。依頼者様は名誉を著しく傷つけられ、強い憤りを感じておられました。問題は、中傷が行われたSNSが海外企業によって運営されており、日本の警察権が及びにくいという点、そして金銭賠償だけでなく「公開の場での謝罪」を強く望まれており、その実現方法が大きな課題でした。
相談後
たとえ海外のSNSであっても、依頼者様から提供された様々な状況証拠を丹念に分析し、投稿者が相手方本人に違いないと警察に強く主張。単なる話し合いでは解決しないと判断し、断固たる措置として刑事告訴に踏み切りました。その結果、告訴は正式に受理され、事態の深刻さを悟った相手方から示談の申し入れがありました。交渉では一貫して強気の姿勢を崩さず、最終的に依頼者様が当初から希望されていた「公開謝罪」を実現させることができ、大変ご満足いただく結果となりました。
松村 大介 弁護士からのコメント
捜査が困難とされる海外SNSでの名誉毀損案件は、法的なハードルが高いのが実情です。しかし、私たちは諦めることなく、あらゆる判例や学説を徹底的にリサーチし、粘り強く対応します。本件のように、金銭では回復できない依頼者様の名誉を守るため、公開謝罪という形で決着できたことは、大きな成果だと考えております。
過去の判例などでご自身に不利な状況に置かれ、解決が困難と思われる事件でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。豊富な実績で徹底的にサポートいたします。
なお、外国人の刑事事件の場合、在留資格(ビザ)、入管法の知識が不可欠です。一定の有罪判決を受けると在留資格を喪失し、強制送還に繋がる危険もあります。すなわち、外国人事件の場合には「不起訴処分」を勝ち取る必要性が高く、有罪が見込まれる事件の場合でも罰金刑か拘禁刑であるかが在留資格の分かれ目になります。弊所では、在留資格を守るため、罰金刑か拘禁刑かの量刑を争う、公判弁護を積極的に展開しています。
弊所では日常的な案件はもちろん、社会の耳目を集める数多くの先進的な案件を手掛け、これらの案件は実務に一石を投じたものも少なくありません。無罪判決の獲得で裏付けされた刑事弁護の実績、従来争うことができないとされたストーカー規制法4条1項の文書警告が冤罪の場合の救済方法を求め高裁でも異例の判決を勝ち取る等、複雑困難な案件であっても徹底的に弁護します。

外国のSNSでの誹謗中傷で刑事告訴に成功
依頼者: 50代 男性
相談前
真摯に事業に取り組んでこられた依頼者様が、競合他社からSNS上で執拗な誹謗中傷を受けるという被害に遭われました。止むことのない中傷により、深刻な営業損害と精神的苦痛を受け、当事務所にご相談に来られました。最大の障壁は、問題のSNSが海外企業によって運営されており、日本の警察による捜査が極めて困難な点にありました。
相談後
海外SNSという難題に対し、私たちはまず依頼者様から提供された間接的な証拠を緻密に分析・再構成。投稿者が競合他社であることを合理的に警察へ主張しました。そして、粘り強く交渉を重ねた結果、事の重大性が認められ、国際刑事警察機構(インターポール)を通じた国際捜査へと発展させることに成功しました。
その結果、提出した刑事告訴状は正式に受理され、今後は民事訴訟を提起し、損害賠償を求めて徹底的に戦っていく準備を進めています。
松村 大介 弁護士からのコメント
捜査が及ばないとされがちな海外SNSでの誹謗中傷は、法的に非常に困難な案件です。しかし、私たちは諦めることなく、あらゆる判例や学説を徹底的にリサーチし、活路を見出してきました。今回、国境を越える捜査を実現できたことは、依頼者様の名誉と事業を守るための大きな一歩であると自負しております。
過去の判例などで不利な状況にあり、解決は不可能だと感じている事件でも、徹底的に戦ってきた実績がございます。一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。
なお、外国人の刑事事件の場合、在留資格(ビザ)、入管法の知識が不可欠です。一定の有罪判決を受けると在留資格を喪失し、強制送還に繋がる危険もあります。すなわち、外国人事件の場合には「不起訴処分」を勝ち取る必要性が高く、有罪が見込まれる事件の場合でも罰金刑か拘禁刑であるかが在留資格の分かれ目になります。弊所では、在留資格を守るため、罰金刑か拘禁刑かの量刑を争う、公判弁護を積極的に展開しています。
弊所では日常的な案件はもちろん、社会の耳目を集める数多くの先進的な案件を手掛け、これらの案件は実務に一石を投じたものも少なくありません。無罪判決の獲得で裏付けされた刑事弁護の実績、従来争うことができないとされたストーカー規制法4条1項の文書警告が冤罪の場合の救済方法を求め高裁でも異例の判決を勝ち取る等、複雑困難な案件であっても徹底的に弁護します。

国際ロマンス詐欺/犯罪収益移転防止法/口座譲渡/口座売買/投資詐欺
依頼者: 20代 男性
相談前
インターネットで「口座を譲渡すればアルバイト代がもらえる」という話に乗り、ご自身の銀行口座を他人に教えてしまいました。しかし、その口座は投資詐欺の振込先として悪用され、多額の被害金が振り込まれる事態に。後日、警察から出頭要請があり、さらに被害者の代理人弁護士から高額な損害賠償を求める通知書が届き、大変な事態に巻き込まれたと気づいてご相談に来られました。
相談後
軽い気持ちで口座を渡してしまい、犯罪に利用されるケースは後を絶ちません。このような場合、刑事・民事の両面で以下のような深刻なリスクがあり、それぞれに的確な対応が必要です。
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刑事責任への対応
詐欺罪の共犯や「犯罪収益移転防止法」違反の疑いがかけられます。私たちは、犯罪への関与の度合いなどを精査し、不起訴処分や刑の減軽を目指して弁護活動を行います。 -
民事上の賠償請求への対応
被害者から口座名義人として損害賠償を請求される可能性があります。名義人の責任範囲については裁判例でも判断が分かれているため、ご依頼者様の状況にとって最も有利な判例を基に、賠償額の大幅な減額や免除を求めて交渉・訴訟に臨みます。 -
口座凍結・ブラックリスト登録への対応
警察庁が管理する「凍結口座名義人リスト」に登録されると、将来にわたって新たな口座開設が困難になるなど、社会生活に大きな支障が出ます。私たちは、憲法上の権利なども主張し、リストからの情報抹消を強く求めていきます。
松村 大介 弁護士からのコメント
口座が絡む犯罪は、刑事・民事・行政上の不利益が複雑に絡み合う難しい分野ですが、当事務所は豊富な経験と実績がございます。意図せず加害者となってしまった方のご弁護はもちろん、詐欺被害に遭われた方の救済も行っておりますので、どちらのお立場の方もお早めにご相談ください。
なお、外国人の刑事事件の場合、在留資格(ビザ)、入管法の知識が不可欠です。一定の有罪判決を受けると在留資格を喪失し、強制送還に繋がる危険もあります。すなわち、外国人事件の場合には「不起訴処分」を勝ち取る必要性が高く、有罪が見込まれる事件の場合でも罰金刑か拘禁刑であるかが在留資格の分かれ目になります。弊所では、在留資格を守るため、罰金刑か拘禁刑かの量刑を争う、公判弁護を積極的に展開しています。
弊所では日常的な案件はもちろん、社会の耳目を集める数多くの先進的な案件を手掛け、これらの案件は実務に一石を投じたものも少なくありません。無罪判決の獲得で裏付けされた刑事弁護の実績、従来争うことができないとされたストーカー規制法4条1項の文書警告が冤罪の場合の救済方法を求め高裁でも異例の判決を勝ち取る等、複雑困難な案件であっても徹底的に弁護します。

粘り強く示談交渉し、不起訴処分を獲得
依頼者: 50代 女性
相談前
コンビニでの窃盗を疑われ、捜査の対象となっておられました。ご家庭の事情で長時間の取調べに耐えられない状況にもかかわらず、警察は犯人だと決めつけた高圧的な取調べを続けていました。また、以前依頼されていた弁護士では被害店舗との示談交渉がうまくいかず拒絶されてしまったため、当事務所に弁護人の交代を希望されました。
相談後
ご依頼後、私たちは直ちに二つの対応を取りました。まず捜査機関に対しては、人権を侵害する違法・不当な取調べであると強く抗議。次に、被害店舗への謝罪と示談交渉を試みました。当初は交渉に応じていただけない状況でしたが、諦めることなく誠意をもって事情を説明し続けた結果、最終的にご理解をいただき、示談を成立させることができました。
これにより被害届も取り下げられ、検察官は起訴を見送り、最終的に不起訴処分で事件は終了しました。
松村 大介 弁護士からのコメント
示談交渉を成功させるには、法的な知識だけでなく、被害者の方のお気持ちに寄り添う丁寧なコミュニケーションが不可欠です。当事務所では、他の弁護士が断念した示談交渉を引き継ぎ、解決に導いたケースも少なくありません。
本件は、まさに諦めずに交渉を続けたことで、不起訴という最善の結果を得られた好例です。過去の判例などでご自身に不利な状況にある難事件でも、徹底的に戦ってきた実績がございます。一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。
なお、外国人の刑事事件の場合、在留資格(ビザ)、入管法の知識が不可欠です。一定の有罪判決を受けると在留資格を喪失し、強制送還に繋がる危険もあります。すなわち、外国人事件の場合には「不起訴処分」を勝ち取る必要性が高く、有罪が見込まれる事件の場合でも罰金刑か拘禁刑であるかが在留資格の分かれ目になります。弊所では、在留資格を守るため、罰金刑か拘禁刑かの量刑を争う、公判弁護を積極的に展開しています。
弊所では日常的な案件はもちろん、社会の耳目を集める数多くの先進的な案件を手掛け、これらの案件は実務に一石を投じたものも少なくありません。無罪判決の獲得で裏付けされた刑事弁護の実績、従来争うことができないとされたストーカー規制法4条1項の文書警告が冤罪の場合の救済方法を求め高裁でも異例の判決を勝ち取る等、複雑困難な案件であっても徹底的に弁護します。

無免許運転過失致傷罪で不起訴
【相談前】
依頼者の方は、外国で運転免許をブローカー経由で購入し、これが日本国内でも有効なものであると考え、日本国内で自動車を運転しました。運転途中に衝突事故を起こしてしまい、無免許運転過失致傷罪として逮捕・勾留されてしまいました。
この事件では、依頼者の方の主観を前提とすれば犯罪の故意が認められないこと、依頼者の在留資格を守るために不起訴処分を獲得する必要性がありましたが、無免許運転過失致傷罪は統計上、起訴率の高い犯罪類型でした。
【相談後】
私は依頼者とすぐに接見し、犯罪の認識がないことを供述するよう助言を行いました。また、これを元に検察官に意見書を提出し、合わせて被害者の方と示談交渉を行いました。
結果として、無免許過失運転致傷罪については「嫌疑不十分」で不起訴処分となりました。
【松村大介弁護士からのコメント】
外国の運転免許はそのまま日本国内で使用できるわけではなく、一定の手続の下で使用できるに過ぎません。この事例のように依頼者の認識では有効な運転免許であるとしても、客観的には無免許運転状態のケースは後をたちません。
このような事案では軽率に犯罪を認める供述調書に署名押印しないこと、説得的に犯罪の認識を否定する弁護が必要になります。
なお、外国人の刑事事件の場合、在留資格(ビザ)、入管法の知識が不可欠です。一定の有罪判決を受けると在留資格を喪失し、強制送還に繋がる危険もあります。すなわち、外国人事件の場合には「不起訴処分」を勝ち取る必要性が高く、有罪が見込まれる事件の場合でも罰金刑か拘禁刑であるかが在留資格の分かれ目になります。弊所では、在留資格を守るため、罰金刑か拘禁刑かの量刑を争う、公判弁護を積極的に展開しています。
弊所では日常的な案件はもちろん、社会の耳目を集める数多くの先進的な案件を手掛け、これらの案件は実務に一石を投じたものも少なくありません。無罪判決の獲得で裏付けされた刑事弁護の実績、従来争うことができないとされたストーカー規制法4条1項の文書警告が冤罪の場合の救済方法を求め高裁でも異例の判決を勝ち取る等、複雑困難な案件であっても徹底的に弁護します。

ストーカー扱いをブロック
【相談前】
依頼者の方は、交際相手と連絡をとっていたところ、警察からストーカー規制法4条1項に基づく文書警告を受けてしました。その後、警察は、依頼者の方の些細な行動を取り上げストーカー扱いし、依頼者の方に転居するよう執拗に自宅を訪問する等の行為を繰り返したのです。この事件の問題点は、ストーカー警告を実施する前に、依頼者の方の言い分を全く無視してストーカー警告を出したり、その後も、法律上の根拠なく依頼者の方の権利利益を侵害する行為を繰り返したのです。
【相談後】
依頼者の方から事情聴取をすると、依頼者の方の行為は、ストーカー規制法で規制される行為ではないことが判明しました。さらに、ストーカー警告を出す前に、私の理論に基づくと行政手続法に基づく反論の機会の付与が必要であるところ、これも全く行われていないことが判明しました。その上、依頼者に転居するような警察の行為は全く法律上の根拠がないものであることも判明しました。
私は、警察に対して、ストーカ規制法に抵触する行為は存在しないこと、反論の機会を付与しなかった手続的違法が存在することを主張し、これ以上のストーカー扱いをするのであれば国家賠償請求も辞さない旨の内容証明を送付しました。
すると、以後、依頼者の方は警察から何らの接触がなされることはありませんでした。
【松村大介弁護士のコメント】
この事件のように、冤罪にもかかわらずストーカー扱いをされてしまうケースが多発しています。ストーカー警告は、実務上、「行政指導」と理解されており、事後的に争うことが難しいとされていますが、ストーカー警告を受けてしまった場合でも、それ以上の手続に発展することがないように防御が必要です。