より良い出口を導き出す刑事事件
Detective
証拠が不十分であっても、主張にわずかな正当性が見込まれる場合にはその可能性を丁寧に掬い上げ、事実と法の力で正面から立ち向かいます。予断や先入観に流されず、事実認定と法解釈を精緻に重ね、困難な場面においてもより良い出口を導き出す姿勢を貫いております。また、刑事事件において、常に冷静かつ緻密な思考を基礎とし、変化する情勢を鋭く見極めながら、東京を中心に法の根幹に立ち返った判断を行ってまいります。
外国人の刑事事件の場合、在留資格(ビザ)、入管法の知識が不可欠です。一定の有罪判決を受けると在留資格を喪失し、強制送還に繋がる危険もあります。すなわち、外国人事件の場合には「不起訴処分」を勝ち取る必要性が高く、有罪が見込まれる事件の場合でも罰金刑か拘禁刑であるかが在留資格の分かれ目になります。弊所では、在留資格を守るため、罰金刑か拘禁刑かの量刑を争う、公判弁護を積極的に展開しています。
弊所では日常的な案件はもちろん、社会の耳目を集める数多くの先進的な案件を手掛け、これらの案件は実務に一石を投じたものも少なくありません。無罪判決の獲得で裏付けされた刑事弁護の実績、従来争うことができないとされたストーカー規制法4条1項の文書警告が冤罪の場合の救済方法を求め高裁でも異例の判決を勝ち取る等、複雑困難な案件であっても徹底的に弁護します。
戦略構築を重視して図る状況の打開
迅速な初動と精密な戦略構築を重視しつつ、逮捕や勾留段階からの介入によって状況の打開を図ります。
接見を重ねて得た情報をもとに、捜査機関の動向を見極めながら、正確な主張の軸を形成しております。
また、経験則に頼らず、証拠の評価を一つひとつ洗い出し、選択すべき手続きを見誤らないよう慎重に判断いたします。
刑事事件においては初動が結果に直結するため、戦略の組み立てを怠らず緻密に行動を積み上げるなど、捜査の進展や供述の変化に即応する弁護士として、東京にて全体構図の中で適切な一手を見出す視野も常に保ちます。
特に外国人を被疑者とする刑事事件の場合には、在留資格を守るべく不起訴処分の獲得に向けて徹底的に弁護します。
可能性を見出していく刑事事件の弁護
不利とされる状況下でも、可能性の芽を見落とすことなく掬い上げる姿勢を持ち続けることが、結果を左右する重要な分岐となります。刑事手続きにおける各段階で、ご依頼者様にとって有利な局面を築くために思考と検証を惜しまず、確かな判断と行動を大切にしています。多面的な視野と専門的知見を融合させ、誰にも委ねられない重みを持つ決断に、理と法の力で応えていきます。複雑な事情が絡む場面でも、可能性を丁寧に編み直していく弁護士として、東京にて緻密な弁護活動を遂行いたします。